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現在の福島県内の食品市場について
昨日の福島民報の記事です。
記事中の早野龍五さん(http://nucl.phys.s.u-tokyo.ac.jp/hayano/jp/)の言葉に、
「チェルノブイリ原発事故と比べ、本県では慢性的な内部被ばくが非常に低いことが示された。
市場での食品検査が有効に働いているのでは」とあります。
行政で検査をし、スーパーや製造元などの企業も自主的に検査をするようになり、
そして、我々のような民間の、市民レベルでの検査機関も多く設立された。
野生のきのこ類・魚類など、放射能汚染の傾向の強い食品は、出荷制限がされるようになった。
現在の福島県内では、このような厳重な検査(監視)体制の中、放射能汚染された食品が市場に出回ることの方が
非常に難しくなっている、ことの証明になるのではないかと思っています。
当測定室でも、日々、二本松市内の市場を中心に色々な食品を測定していますが、
行政での測定結果と同様に、放射能が検出される食品は、大幅に減少しています。
出荷制限のされている品目を常に把握し、野生の山菜や魚を避けるようにすれば、
この記事で示されている通り、福島県内での内部被ばくへの心配はなくなりつつある、と感じます。
我が家での買物制限ルールも、半年ぐらい前から、ほとんどなくしました。
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