岳温泉のグランド。

『二本松市街から車で15分の岳温泉。二本松市街の空間線量が0.8ﾏｲｸｼｰﾍﾞﾙﾄ/hであるのに比べ、この岳温泉地区は0.2ﾏｲｸｼｰﾍﾞﾙﾄ/h。ここに空グランド（空地）を手に入れ、徹底的な除染で0.1ﾏｲｸｼｰﾍﾞﾙﾄ/h未満の、子供たちが遊んでも全く放射能の心配のない、綺麗な芝生グランドを作りたい。』の想いで作ったグランドです。

とにかく、冬のあいだは「雪」と「風」で、子どもたちを遊ばせられるような環境を作るのが難しかったです。
「雪」で岳温泉までマイクロバスが登れない．．．　「風」でグランドに子どもたちが立っていられない．．．
というわけで、うまくいかないこともありましたが、ようやく雪も溶け、風の日も少なくなってきたので、
そろそろ夏に向けた準備を始めていきたいと思います。

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昨日の岳温泉地区には、台風並みの強風が吹き荒れていたようです。

昨日の強風で剥がれた金網フェンス。
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昨日の強風で外れたプレハブ小屋のドア・割れたガラス。
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急遽、昨夜中にTEAM二本松メンバー3人が駆けつけ、応急処置。
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先週の23日（土）、岳温泉にある『あだたら体育館』を借り、ラグビー教室を実施しました。

東京や福井からラグビーの講師7名（タマリバセブンスの選手）が来て下さり、
10:00～11:00が、二本松市の小学生・幼稚園児合わせて20名にタグラグビーを、
11:00～13:30が、福島高校と安達高校のラグビー部員合わせて38名にラグビーを、
楽しく、真剣に、教えて下さいました。

昨日は51名、今日は35名、合計86名。
同朋幼稚園の園児を、ホールボディーカウンターで内部被曝測定しました。


測定時間は、2分で実施しました。
2分間ただ立っているだけなのですが、ほとんどの子が初めての経験になるので、
みんな緊張していて、とても良い子？になって測定を受けていました。





測定室から車で5分のところにある岳グランド（TEAM二本松が管理する除染されたグランド）で雪遊びをさせ、
そこから測定室まで5人ずつ車でピストン送迎しながら、測定を実施しました。





測定結果は、86名全員が「セシウム不検出（検出限界値以下）」でした。

内装工事・環境整備を完了し、ようやく機器の調整も終え、
ゲルマニウム半導体検出器・ホールボディーカウンターともに、本格的に稼働し始めました。


【ホールボディーカウンターについて】

一昨日は、TEAM二本松メンバーの娘・息子たち6名を測定しました。
今週中には、同朋幼稚園の園児90名の測定を実施する予定です。

医学的にも放射能測定としても、専門家ではない素人の我々一市民が測定をしているので、
医学的なアドバイスや専門的なことについてのお応えは出来ませんが、
「今、体内に何ベクレルのセシウムがあるか」を正確に測定する環境は整えました。
もしセシウムが検出されるような場合には、数回の再測定で確認をし、
同じ機器で測定をしている、専門的な医師を抱えた病院を、ご紹介する準備をしています。

今週末も子供を連れ、箕輪スキー場へ雪遊びに行きました。
凄い吹雪でしたが、雪遊び場からレストハウスが近いので、子どもを遊ばせるのには良い環境です。





福井の方々から御寄付で頂いた、↓このデリカのおかげで、雪道でも出掛けられます。
改めまして、本当に有難うございました。